自分じゃ見つけにくい!屋根の板金釘が浮くと起こるトラブルとは

こんにちは!
神奈川県横浜市西区を拠点に、屋根塗装・外壁塗装工事、水まわり工事、店舗改装工事まで手がける株式会社住まい安心設計です。

今回は「自分じゃ見つけにくい!屋根の板金釘が浮くと起こるトラブルとは」というテーマでお届けします。
屋根のてっぺんを覆う棟板金(むねばんきん)や、雨水を受ける谷板金を固定している“釘”や“ビス”。実はこのわずかな浮きが、横浜の強風・台風・潮風の条件下では、雨漏りや飛散事故の引き金になります。地上からは見えにくいパーツだからこそ、ポイントを押さえた点検が大切です。


見えないところで何が起きている?釘が浮くメカニズム

  • 温度変化による伸縮
    金属板金は日射で膨張・夜間に収縮。繰り返しで釘穴が徐々に広がり、釘頭がじわじわ浮く

  • 強風による“バタつき”
    海風・台風で板金が振動 → 釘が緩み、風でさらに抜けやすい悪循環

  • 下地(貫板)の劣化
    木の貫板が湿気・紫外線で痩せ、釘の保持力が低下。

  • 塩害
    沿岸部は釘のサビが早く、腐食で頭がもげることも。

横浜では「強い西風+潮風+夏冬の寒暖差」がそろい、釘浮きが進みやすい環境です。


放置で起きる“6つのトラブル”

  1. 雨漏り
    板金の重なり目や釘穴から毛細管現象で浸水。天井のシミやクロスの浮きへ。

  2. 棟板金の飛散
    風の“てこ”で持ち上がり、一枚ごと飛ぶケースも。隣家や車への損害リスク。

  3. 下地の腐朽
    釘穴から入った水分で貫板が腐り、補修規模が拡大。

  4. サビ拡大
    釘・板金のサビが進み、穴あき→張り替えが必要に。

  5. 異音(バタバタ・カタカタ)
    風の日に騒音ストレス。夜間に気づくサインです。

  6. アンテナ・ケーブルの擦れ傷
    浮いた板金に接触して被覆が破れ、テレビが映らないトラブルも。


ご自宅で分かる“初期サイン”チェック

  • 風の強い日にパタパタ/カタカタ音がする

  • 棟のラインが波打って見える、影の出方が不自然

  • 天井裏・2階のシミ・クロスのヨレが増えた

  • 雨上がりに軒先だけでなく棟側から水滴が落ちる音

  • 地上から見て釘頭が光って見える/頭が黒くサビている(見える範囲で)

一つでも心当たりがあれば、強風期(春先・秋)前後の点検がおすすめです。


応急処置は危険?DIYが向かない理由

  • 高所作業の転落リスクが高い

  • 間違ったシーリングで水の逃げ道を塞ぎ、逆に雨漏りを増長

  • 釘と板金・下地の相性(材質)を誤ると電食(異種金属腐食)

  • 釘頭だけ打ち込むと、穴が広がり再浮きが早まる

屋根上は専門領域。安全・仕上がり・再発抑制の観点から、プロ点検を強く推奨します。


ベストタイミングと“まとめ施工”のすすめ

  • 点検:年1回+台風・強風後は早めに

  • 施工:春・秋の乾燥期が品質面で◎

  • 同時施工:屋根塗装/雨樋清掃/外壁シーリング打ち替えと一緒に行うと、足場コストを一本化できます

当社の月額500円サブスクをご利用いただくと、工事時の足場代が実質無料
「どうせ足場を組むなら」—屋根板金の補修から外壁・雨樋までトータルで賢く進めましょう。


まとめ|“小さな浮き”が大事故の入り口に

  • 釘の数ミリの浮きが、横浜の強風・潮風で雨漏り・飛散につながる

  • 音・影・サビは初期サイン。強風期の事後点検が肝心

  • スクリュー固定+樹脂貫板+止水処理で再発抑制

  • 足場を共有して屋根・外壁・雨樋を一気にメンテが最短・最安

「風の夜に屋根が鳴る」「棟の線が少し波打って見える」——気づいたら、まずは無料診断をご利用ください。写真付きの報告書で状態と最適な工法をご提案します。


お問い合わせ先

株式会社住まい安心設計
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