DIYでのリフォームでもケレンや洗浄は大事!クオリティを上げるポイントとは

こんにちは!
神奈川県横浜市西区から、屋根塗装・外壁塗装・水まわり工事・店舗改装などに日々取り組んでいる株式会社住まい安心設計です。

今回のテーマは
「DIYでのリフォームでもケレンや洗浄は大事!クオリティアップのポイント」
についてです。

最近はホームセンターや動画サイトなどで情報入手が簡単になり、「外まわり軽く塗り直しだけ自分でやってみたい」という声も増えてきました。
ただ、塗料選びや道具より前に、仕上がりへ一番効いてくる部分が 「下地処理」=ケレンと洗浄 です。

ここが不十分だと、

  • 高い塗料にしたのに、すぐはがれた

  • ムラだらけでやり直したくなった

とガッカリする結果になりがちです。

この記事では、DIY派の方へ向けて、ケレン・洗浄へ少しひと手間プラスするだけで仕上がりがグッと変わるポイントをまとめてみました。


仕上がりは「塗料」より先に下地で決まる

どんなに良い塗料でも、

  • 古い塗膜が浮いたまま

  • ホコリや手アカ・コケ・油が残ったまま

そこへ塗り重ねる形だと、接着面が信頼できない状態です。

結果として

  • 一冬こえたらパリパリ割れ気味

  • 手でこすると粉っぽくハゲてくる

こういった症状へつながりやすくなります。


ケレンって何? どこまでやれば十分?

ケレンはひと言でまとめると「素地づくり作業」です。

こんな仕上がりを目指す作業イメージ

  • 古い塗膜で浮きやサビが見える部分から弱い層を除去

  • ツルツルし過ぎた面へ細かいキズをつけ、塗料なじみアップ

  • サビ面へは赤サビを落とし、防錆下塗りへつなげる土台づくり

DIYだとここを意識すると◎

  • 手触りチェック
    手のひらでなでた時、
    「ザラザラしているけど引っかかり少なめ」くらいが理想。
    大きな段差やペリペリむける部分は追加ケレン対象と考える形が安心です。

  • サビは色が残るくらいまでOKは危険
    赤いまま薄く残るサビ面へ、いきなり塗装は嫌がります。
    可能な範囲で鉄地が見える状態へ近づける方向です。

使いやすいケレン道具

  • ワイヤーブラシ(真鍮・ステンレスなど塗る対象へ合うタイプ)

  • スクレーパー(皮スキとも呼ばれる道具)

  • 研磨パッド・耐水ペーパー

「全部ピカピカ」にする必要まではありませんが、
“引っかかりある弱い層”を先へ落としておくかどうかで、その後もち方が大きく変化します。


洗浄は「塗らない場所」も含めた一体感がポイント

外まわりDIYだと、脚立で届く場所へ限定して作業するケースが多いと思います。
その時に意識したい点がひとつ。

塗る場所だけでなく、まわりも含めて汚れ落とし

これが仕上がり感へ意外と効いてきます。

なぜか

  • 塗った面だけキレイでも、すぐ上から泥・コケが流れてくれば数か月で縁が黒ずみます。

  • 特に外壁やベランダ床は、上から流れ落ちる汚れルートを断たない形だときりが無く感じやすいです。

DIY向き洗浄レベル

  • 水道ホース+デッキブラシ

  • 中性洗剤を薄く使い、すすぎを十分に

  • 北側や日陰へ出ているコケ・藻対策へは、ホームセンター品レベルの外壁用洗浄剤も選択肢

高圧洗浄機が家へ既にある方も多いですが、

  • サイディング目地

  • モルタルへ入った細かいヒビ

  • ベランダ防水面

こういった場所へ強く近づけ過ぎると、逆に傷み進行へつながる危険も含みます。
「広め距離から弱め設定で、様子見しながら」が安心です。


よくあるDIY仕上がりトラブルと原因

ケース1 「ムラだらけで、塗った所が逆に目立つ」

ありがちな原因

  • ケレンで段差へ十分対応できていない

  • 洗浄後、完全乾燥前へ塗り始めた

  • 元の色と新しい色との相性が強く、透けが出やすかった

対策

  • ケレン後に手で触り、段差・カサカサ部分へ追加ケレン+パテ補修

  • 洗浄後は天候にもよりますが、最低丸一日は乾燥へ充てる気持ちで

  • 色替えが大きい場合、下塗り(シーラー・プライマー)活用で透け対策

ケース2 「半年くらいでハガレ進行」

ありがちな原因

  • 古い塗膜表面へツヤ残りが多い状態

  • サビ部分へ防錆下塗り無し

  • 雨上がり直後や湿度高めの日へ塗装着手

対策

  • ツヤ残りが強い部分は目粗しケレンへひと手間プラス

  • サビ面へは防錆機能付き下塗り材をしっかり

  • 天気予報で湿度と雨予報チェック、日差し+風通しがある日へ施工


DIYでやる範囲・プロへ任せる範囲

DIYと相性良い場所

  • 室内ドア・巾木

  • 室内壁のアクセント塗り

  • ベランダ内側枠・鉄製フェンスなど、低い位置で安全へ作業できる箇所

プロへ相談すすめたい場所

  • 屋根まわり全般

  • 2階以上高所外壁

  • ベランダ防水層

  • 既に雨染みやハガレが広がる部分

高所・防水ライン・構造体へ関わる所は、
安全面と将来費用へダメージが出やすい場所です。

「下地準備が大事」と頭で分かっていても、
条件判断を間違えると取り返しがつきにくくなるため、ここは無理しない方が安心です。


足場サブスク活用で「DIY+プロ」のバランスも取りやすく

外壁や屋根、2階以上高所まわりを本格的に直す場合、どうしても足場が必要になりがちです。

当社では、月額500円プランで、工事時足場代が実質無料になるサブスク

へ取り組んでいます。

  • 高所や構造へ関わる部分はプロ施工

  • 室内や手の届く範囲は自分で少しずつDIY

こんな役割分担もしやすくなります。

「DIYチャレンジ前提で、どこまで自分で頑張って、どこからプロ側へ任せる形がいいか」
この相談だけでも歓迎です。


まとめ

  • DIY塗装で仕上がり差へ一番効いてくる要素が、ケレンと洗浄による下地づくりです。

  • ケレンは「弱い層削り落とし+目粗し」、洗浄は「汚れ・コケ落とし+乾燥時間確保」が肝心。

  • 高所や防水関係など、間違えると大きなダメージへつながる部分はプロ相談が安心です。

  • 足場サブスクを活用すれば、DIYとプロ施工の良いとこ取りで、住まいメンテ計画を立てやすくなります。

「この作業、自分でチャレンジしても大丈夫そう?」といったご質問も、お気軽にお寄せください。


お問い合わせ先

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