夏明けに気づくチョーキング現象:外壁のセルフ診断ポイント

こんにちは!
神奈川県横浜市西区を拠点に、屋根塗装・外壁塗装工事、水まわり工事、店舗改装工事まで手がける株式会社住まい安心設計です。

今回は「夏明けに気づくチョーキング現象:外壁のセルフ診断ポイント」というテーマでお届けします。
横浜の夏は、強い紫外線×夕立×高湿度という外壁にとって過酷な三重苦。夏の終わりは、塗膜劣化が表面化しやすい“チェック適期”です。ご自宅でできる簡単なセルフ診断の方法と、見つけた後の正しい対処法をわかりやすくまとめました。


まず「チョーキング」とは?(外壁塗装の劣化サイン)

  • 定義:外壁を指でなでると白(または塗色)の粉が付く現象
  • 原因:紫外線や雨で塗膜の樹脂が分解 → 顔料が粉状に露出
  • 放置リスク
    • 防水性低下 → 雨水が下地へ浸入
    • 塗膜硬化・割れ → クラック拡大、剥がれ
    • カビ・藻の付着増 → 見た目の劣化加速

ポイント:夏明け(8月末〜9月)は、ダメージが“見える化”しやすいベストタイミングです。


なぜ夏明けに進む?横浜ならではの要因

  • 強い西日と海風:西面・南面は紫外線量が多く、沿岸部は塩分で劣化が加速。
  • 夕立の急冷:日中高温→夕立で急冷→塗膜が膨張収縮を繰り返し脆化。
  • 高湿度:湿気を含んだ汚れが外壁に残りやすく、劣化の下地に。

自宅でできる「セルフ診断」5つの基本

  1. 指スワイプテスト(必須)
    晴れた午前、外壁を軽くなでて指に粉が付くか確認。

    • うっすら:軽度
    • しっかり白い:中度以上
  2. 黒布/黒手袋テスト
    黒い布で10cm四方を一拭き。白さがはっきり付けば再塗装検討ゾーン
  3. マスキングテープテスト(簡易付着力)
    幅24mmのテープを貼って強めに剥がす。粉や塗膜片が多く付けば、密着低下のサイン。
  4. 散水ビーディングチェック
    霧状の水を軽く吹き付ける。水が玉にならず染み込むなら防水切れの可能性。
  5. 面別比較
    南・西面、雨樋下、ベランダ下端、基礎際(跳ね返り水)を重点確認。面ごとの差が大きいほど劣化進行中。

観察メモ:日付/場所(例:西面2Fバルコニー下)/粉の量/写真 をスマホで残すと、業者相談がスムーズです。


まぎらわしい“白い汚れ”の見分け方

  • チョーキング:指でこするとサラッと粉が付く。面全体で均一に出やすい。
  • 白華(エフロ):モルタル目地・タイルに白い結晶状の析出。硬く、粉は付きにくい。
  • 塩だまり:海風後に白い粒状の付着。雨で一時的になくなりやすい。
    → 見極めに迷ったら写真を送ってご相談ください。

判定早見表と推奨アクション(30坪目安)

レベル 症状 推奨対応 備考
軽度 指がうっすら白い/色ムラ小 高圧(またはバイオ)洗浄+クリヤー/弱溶剤仕上げ 防カビ・防藻機能を推奨
中度 指全体が白い/吸水あり シーラー(下塗り)+シリコン/ラジカル再塗装 下地調整を丁寧に
重度 粉+ひび割れ/一部剥離 下地補修+高耐候(フッ素/無機)再塗装 シーリング打ち替え同時推奨

※足場・面積・傷み具合で費用は変動します。現地診断で最適化します。


よくあるNG行為(仕上がりを悪くする落とし穴)

  • 粉を拭き取らず上塗り:数ヶ月で剥がれ・膨れの原因。
  • 過剰希釈や梅雨時の高湿施工:塗膜強度が出ず、早期劣化。
  • 高圧洗浄だけで放置:防水は戻らず、帰宅後はすぐ再汚染。
  • クラック無視:毛細管現象で雨水侵入→内部腐食へ。

横浜の実例ワンシーン(金沢区・海沿い)

夏明けの点検で、西面バルコニー下に中度のチョーキング+微細クラックを確認。
対処:バイオ洗浄 → 反応硬化型シーラー → 弾性ラジカル塗料仕上げ。
結果:色ムラ解消・防水回復。翌年の台風でも吸水跡なしとご評価いただきました。


まとめ|“指先ひと撫で”が高額修繕を防ぐ近道

  • 夏明けはチョーキング検査のベストシーズン
  • 指・黒布・テープ・散水の4点セットでセルフ診断。
  • サインを見つけたら、洗浄+適正下塗り+高耐候仕上げで長持ちに。
    当社では無料診断・写真報告・最適プランのご提案までワンストップで対応します。月額500円の足場代無料サブスクを活用いただくと、外壁・雨樋・屋根点検を“ついでに”進められてコスパ良好です。お気軽にご相談ください!

お問い合わせ先

株式会社住まい安心設計
住所:神奈川県横浜市西区中央1丁目4番12号
営業時間:9:00~17:00(定休日:火・水曜日)
電話番号:045-755-7930
メール:info@sumaianshin.com
お問い合わせフォームはこちら
公式LINEアカウントはこちら

\Instagramで施工事例紹介中!/

関連記事

TOP
LINE Instagram