シーリングに穴が空いた時の応急処置でやっていいこと/ダメなこと

こんにちは!
神奈川県横浜市西区を拠点に、屋根塗装・外壁塗装工事、水まわり工事、店舗改装工事まで手がける株式会社住まい安心設計です。

今回は、
「シーリングに穴が空いた:応急処置でやっていいこと/ダメなこと」
というテーマでお届けします。

外壁の目地や窓まわりのシーリング(コーキング)を何気なく見たときに、

  • 「あれ、ピンホールみたいな小さい穴がある…」
  • 「爪楊枝でつついたような穴から黒く見えてる」
  • 「前はなかった隙間が、点でポコッと空いている」

こんな状態を見つけて不安になったことはありませんか?

シーリングの穴は、
放置すると雨水の侵入口・凍結クラックのきっかけ・内部腐食につながる可能性がありますが、
かといって自己流の応急処置がかえって悪化の原因になってしまうケースも少なくありません。

今回は、
「とりあえずの応急処置」としてやっていいこと/絶対に避けたいことを整理してお伝えします。


そもそもシーリングの「穴」は何が問題?

シーリングに空いた穴は、サイズにかかわらず、

  • 雨水・湿気が出入りする“通り道”
  • 外壁材や下地へ水が回り込む入り口

になり得ます。

具体的には、

  • サイディング裏の木下地(胴縁)や断熱材が濡れる
  • 冬場に水分が凍って凍結膨張 → クラック拡大
  • 窓まわりなら、サッシ枠からの雨漏りの原因に

など、「小さな穴」がゆっくり時間をかけて、後々の大きな工事につながっていくパターンが多いです。

ただし、全部の穴に同じ応急処置をして良いわけではないのがややこしいところです。


まずは落ち着いて「穴の場所」と「状態」を確認

応急処置の前に、最低限ここは見ておきたいポイントです。

  • 穴が空いているのは
    • 外壁サイディング目地
    • 窓まわり(サッシ周囲)
    • ベランダの立ち上がり
    • 屋根と外壁の取り合い など、どの部位か?
  • 穴の大きさ
    • ピンホール(1mm以下)
    • 爪楊枝が入るレベル
    • すでに亀裂状に広がっている
  • 周囲の状態
    • シーリング全体が硬くなっている/ひびだらけ
    • 外壁側にクラックが出ている
    • 室内側にうっすらシミやカビがないか

「穴だけの問題なのか」「シーリング全体の寿命なのか」で、応急処置の意味合いが変わってきます。


応急処置として“やっていいこと”

① 雨が迫っているときの「一時的な養生」

大雨予報が近い・今まさに降っている、というような状況であれば、

  • 外側から防水テープで軽く覆う

程度の応急処置はアリです。

ポイント

  • テープはシーリングの穴部分+周囲を少し広めに覆う
  • 貼る前に、可能な範囲で水分と汚れを拭き取る
  • 後日、きちんとした補修をする前提で「仮のフタ」と割り切る

※これはあくまで「数日〜数週間レベルでの時間稼ぎ」であり、
永久対策にはなりません。


② 室内側への“濡れ防止”としての養生

すでに室内側のクロスや窓台が濡れている場合は、

  • 壁・窓台にタオルや吸水シートを当てておく
  • 濡れた箇所にビニールなどで直接密閉しない(カビがこもるため)

など、室内への直接的なダメージ拡大を防ぐ応急対策はやってOKです。


③ 写真+状況メモを残す

応急処置とは少し違いますが、

  • 穴の位置の写真(外観・近接・引き)
  • 雨の日にどう濡れるか(濡れたときの写真)
  • 「いつ頃から気になっていたか」

をスマホに残しておくと、
後日プロ診断を受ける際に、原因特定と補修内容の精度が上がります。


応急処置でも“やってはいけないこと”

ここが本題です。
現場で実際によく見かける「やってはいけなかった例」を、理由とセットで挙げていきます。

ダメ① ホームセンターのシリコン(油性)を穴にねじ込む

よくあるのが、

「穴が空いてる=コーキング剤をとりあえず押し込めばOKでしょ?」

というパターン。

特に、油性のシリコンシーリングを外壁に使ってしまうと、

  • 将来の外壁塗装の塗料がはじかれる
  • 一度付いたシリコンを完全に落とすのが非常に大変
  • 手前だけ“フタ”がされただけで、奥まで止水できていない

などの理由で、あとあと余計に手間と費用がかかるケースが多いです。

✅ 外壁・サイディング・窓まわりは、
「とりあえずシリコンを突っ込む」はNGだと思っておいてください。


ダメ② ウィープホール(排水穴)をふさぐ

サッシや外壁下部には、

  • サッシ枠から水を逃すためのウィープホール
  • 通気層からの水・湿気を抜くための開口部

があります。

ここを、

  • シーリング材でべったり埋める
  • テープで完全にふさいでしまう

と、

本来「出ていくはずだった水」が
行き場を失って室内側・構造側へ回ってしまう
という本末転倒が起きます。

穴と「排水のための穴(ウィープホール)」を混同してふさがないこと。
どちらか判断がつかない場合は、触らずに写真を撮って相談したほうが安全です。


ダメ③ 中からだけコーキングして「外はそのまま」

室内側の壁や窓まわりにシミが出たときに、

  • 室内側だけコーキングを塗ってフタ
  • クロスの上からシール材を塗り込む

といった応急処置も、実際に見かけます。

これは、

  • 水の入口(外側)はそのまま
  • 室内側だけ出口をふさいでしまう

ことになるので、

水が壁の中にたまり続ける → 内部腐食・カビまみれ
という最悪のパターンへ進みやすくなります。

室内側の見た目だけ整えても、
根本原因(外からの浸入経路)を止めない限り雨漏りは収まりません。


ダメ④ 削る・こじるなど“穴を広げる”行為

穴の状態をよく見ようとして、

  • マイナスドライバーでほじる
  • カッターで周囲をガリガリ削る

といった行為も要注意です。

劣化したシーリングは弾力を失っているので、ちょっとした力で一気に裂けたり、周囲の付着がはがれたりします。

「ピンホールだけだったはずが、いじったことで一気に大穴になった」

というケースは本当に多いので、
断面確認はプロに任せることをおすすめします。


「応急処置」で止めず、どこかのタイミングで“ちゃんと直す”前提で

穴の大きさ・場所にもよりますが、
シーリングの穴は本来“打ち替え”か“打ち増し+塗装”で対応すべき範囲です。

基本的な本施工の流れ(イメージ)

  1. 古いシーリングの撤去(打ち替えの場合)
  2. 目地の清掃・乾燥
  3. 必要に応じてバックアップ材/ボンドブレーカーで二面接着に設計
  4. 専用プライマー(接着剤)の塗布
  5. 新規シーリング材の充填
  6. ヘラで均し・圧着
  7. 外壁塗装と同時であれば、上から塗膜で保護

ここまでやって初めて、

  • 再劣化の速度を落とせる
  • 外壁や下地を長期間守る

というラインになります。

「穴を見つけて、雨の日を数回やり過ごしたい」程度の応急処置はアリですが、
そのまま数年放置して良いものではない、という意識を持っておいていただけると安心です。


どうせ直すなら「足場を使うついでに」まとめてがお得

シーリングの本格補修(打ち替え)は、

  • 外壁塗装
  • 屋根塗装・棟板金補修
  • ベランダ防水

足場を共用できる工事と相性が良いです。

とはいえ、「足場代」がハードルになりがちなのも事実。

そこで当社では、

月額500円で、工事時の足場代が実質無料になるサブスクサービス

をご用意しています。

これを活用していただくことで、

  • シーリングの穴・ひび割れ補修
  • 外壁クラックの補修+塗り替え
  • ベランダ防水の点検
  • 屋根板金・雨樋のチェック

といった“本来まとめてやった方が良いところ”を、
足場1回でトータルに整えることが可能になります。


まとめ 〜「小さな穴」は、“今”対処するほど安く済む

  • シーリングの穴は、サイズに関係なく雨水の入り口候補です。
  • 応急処置としてやっていいのは、
    • 一時的なテープ養生(排水穴をふさがない範囲で)
    • 室内側の濡れ拡大を防ぐタオル・シート当て
    • 写真・メモでの記録
  • 一方で、
    • 油性シリコンを外壁にねじ込む
    • ウィープホール・通気の穴をふさぐ
    • 室内側だけコーキングでフタをする
    • 素人判断でほじる・削る
      こうした行為は、あとで状況を悪化させる原因になりがちです。
  • 応急処置はあくまで“時間稼ぎ”。
    落ち着いたら、シーリング全体の状態を含めてプロ診断→本補修へ進むのがおすすめです。
  • 足場サブスク(月額500円)を使えば、
    シーリング補修にとどまらず、外壁・屋根・ベランダまで含めたトータルメンテナンスを、足場代を気にせず計画できます。

「この穴、写真で見てもらえますか?」という一言からでも大丈夫です。
場所・大きさ・周囲の状態を一緒に確認しながら、今やるべき応急処置と、本格的に直すタイミングを整理していきましょう。


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