こんにちは!
神奈川県横浜市西区を拠点に、屋根塗装・外壁塗装工事、水まわり工事、店舗改装工事まで手がける株式会社住まい安心設計です。
今回は「ベランダの黒ずみ汚れを長年放置するとどうなるのか」というテーマでお届けします。
横浜のように湿度が高く、海風の塩分や排気塵が飛びやすい地域では、ベランダ床の黒ずみ(カビ・藻・煤じん・ゴム痕)が進行しやすいのが実情。見た目の問題だけ…と思われがちですが、防水寿命や安全性に直結します。放置した場合のリスクと、今日からできる対策をわかりやすく整理しました。
目次
黒ずみの正体は?—横浜で起こりやすい原因
- カビ・藻:高湿度・北面・日陰・植栽の近くで発生しやすい
- 排気塵・花粉・微細砂:粒子が皮脂や水分と混ざり黒膜化
- 塩分(塩害):海風が運ぶ塩が汚れを抱き込み、再付着を助長
- ゴム痕:家具脚やスリッパのゴムが熱で転写
黒ずみは水分を保持しやすく、ベランダの防水層を常時湿らせる要因になります。
放置するとどうなる?10のリスク
- 滑り事故の危険:ぬめりで転倒しやすく、お子さま・高齢者に特に危険
- 防水層の劣化加速:水分保持→可塑剤流出→膨れ・剥離・微細ひび
- 雨漏りリスク:下地へ浸水し、室内天井や壁にシミ・カビ
- 金物・ビスの腐食:手すり・笠木・ドレン金物がサビ膨張→亀裂
- ドレン(排水口)詰まり:オーバーフローで室内浸水に発展
- カビ・ダニ増殖:アレルギーや喘息など健康被害の温床に
- 雑草・苔の根侵入:根が防水膜を破壊し、点検が遅れる
- 悪臭・害虫:有機汚れがコバエ・ヤスデの餌場に
- ライフサイクルコスト増:清掃で済んだものが全面改修へ
- 資産価値の低下:売却・賃貸の内見で印象悪化
まずはセルフ診断!6つのチェックポイント
- 晴れた朝、床に濃い水ジミが残る(吸水サイン)
- 踏むとふわふわする/局所的にぷっくり膨れ
- 黒ずみがドレン周り→立ち上がりに向かって帯状に拡大
- 立ち上がり・入隅・サッシ下にヘアクラック
- 金物・ビス頭に赤サビ、笠木継ぎ目のシーリング切れ
- ドレンの水が渦を巻かず滞留する(目詰まり)
2つ以上当てはまれば、早期メンテのサインです。
症状別ロードマップ:最短で劣化を止める手順
【軽度】黒ずみ・ぬめり中心(防水健全)
- 手順:手作業清掃 → バイオ洗浄+低圧リンス → 乾燥 → トップコート再塗
- ポイント:黒ずみの根(バイオ膜)まで除去。年1回の清掃習慣化で再発抑制。
【中度】小膨れ・ヘアクラック・局所浮き
- 手順:バイオ洗浄 → 膨れ撤去・下地乾燥 → 補強布+ウレタン増し塗り → 防滑トップ
- ポイント:立ち上がり・入隅・ドレン廻りを優先補強。
【重度】大膨れ多発・ふわつき・漏水跡
- 手順:通気緩衝工法(脱気筒)で全面改修 or FRP再施工 → 笠木・サッシ取合い止水
- ポイント:原因水(侵入経路)是正が肝。上から塗るだけは再発します。
同時施工推奨:サッシ周り・笠木・外壁のシーリング打ち替え/雨樋通水まで一括で行うと、再発率が下がります。
やりがちなNG行為
- 強アルカリ・強酸でゴシゴシ:防水膜を傷め、白化・粉化を招く
- 高圧ノズルを至近距離で直噴:ピンホール・層間浸水の原因
- 膨れに針で穴を開ける:一時的に萎んでも再膨れ+漏水へ
- 雨天・結露面で塗る:乾かず膨れ・白化
- ドレンをシーリングで“塞ぐ”:逆流して室内側へ
お手入れスケジュールの目安(横浜気候)
- 3か月ごと:手作業清掃・ドレンの泥/落葉除去
- 1年ごと:バイオ洗浄(北面・日陰は推奨)
- 5〜7年:トップコート更新(FRP・ウレタン)
- 10〜12年:状態に応じて増し塗り or 通気緩衝による全面改修
※沿岸部や樹木多めの立地は、1〜2年短縮が目安です。
コスパ重視なら“まとめて”が正解
ベランダ防水は、外壁のシーリング打ち替え・雨樋清掃・外壁塗装と足場を共用しやすいメニュー。当社の月額500円サブスクなら、工事時の足場代が実質無料。黒ずみ対策と同時に、窓まわりの止水・外壁の防藻までワンストップで仕上げると、長期の安心につながります。
まとめ
- 黒ずみの放置は滑り事故・雨漏り・構造腐食・コスト増の引き金。
- まずは清掃→根除去(バイオ)→乾燥→適切な補修が王道。
- 立ち上がり・入隅・ドレン・笠木の取り合い止水までセットで。
- 足場サブスクを活用し、関連工事をまとめて賢く進めましょう。
「うちのベランダ、写真で見てもらえますか?」大歓迎です。無料で状態を診断し、最小コストで最大効果のプランをご提案します。
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